趣味は映画の研究と映像収集。暇さえあれば作品鑑賞をしてますが、まだ未見の作品が棚にドッサリ・・・。香港・台湾・韓国・日本以外にも、東南アジア方面のアクション映画に関しても紹介します。
by moviefan-z


『世界最強の格闘技 殺人空手』

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原題:世界最強の格闘技 殺人空手
英題:The Karate Professionals
製作:日本:東映株式会社,1976年

【物語】
 1973年、九州を拠点とする全日本プロ空手協会を設立した大塚剛。彼は従来の寸止め空手ではなく、相手を打ち砕く〈一撃必殺〉の空手を追い求めて、今日も道場生と共に厳しい訓練を続けている。やがて、彼は最強の空手を手に入れるため、香港、マレーシア、ネパールを旅するのだが・・・。

【解説】
 全日本プロ空手協会の設立者にして主に悪役俳優として多くの東映空手映画に出演して来た大塚剛と、彼が空手の真髄を求めて地獄のような訓練を記録したドキュメンタリー映画。これまでの東映空手映画とは違い、出演者や試合映像は本物であり、思わず腰を抜かしてしまうほどの問題映像の数々は、日本空手の精神を徹底的に無視した邪道な連中の集まりによるキチガイ行為・・・と言えるかも知れない。本当か嘘かは別として、無抵抗の猪豚や蛇を執拗に殺したり、道場生たちの謎の練習風景は、プロの空手集団を名乗った奇人変人集団としか思えないのが正直な感想だった。
 後半の大塚剛による空手旅行からは、完全なフェイクドキュメンタリーと化すが、大塚の空手と香港の功夫、マレーシアのシラリンチャン(シラット?)、ネパールのブルキッシュによる異種格闘技戦は面白く、特に香港の道風山道場に殴り込んだ大塚剛の前に立ちはだかる武術家役を袁祥仁、徐蝦、元奎、王將といった袁家班が演じており、大塚空手と袁家班功夫の激闘は貴重だ。

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by moviefan-z | 2010-09-11 20:59 |    :東映株式会社
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